【修理実績】Lenovo IdeaPad Slim 5 Light 14ABR8:最左列キーの入力遅延・認識不良と解決までの記録

LenovoのノートPC「IdeaPad Slim 5 Light 14ABR8」において、QWERTY配列の最左列(Esc、1、Q、A、Z)に発生した間欠的な入力遅延および認識不能のトラブル。その症状の切り分けから、最終的なハードウェア修理(キーボード交換)に至るまでの経緯を備忘録としてまとめています。

同様の症状でお困りの方の参考になれば幸いです。

トラブルの症状

  • 対象キー: QWERTY配列の最左列(Esc, 1, Q, A, Z)
  • 主な現象: 間欠的な入力ディレイ(遅延)および、入力を受け付けない認識不能状態。入力インジケーター(カーソル)の一時的なフリーズを伴う。
  • 発生傾向: CPUやメモリに高負荷がかかる場面で発生頻度が上昇。逆に、OS起動直後やアイドル状態では正常に動作することが多い。

原因の切り分け・推測

症状の出方から、以下の要素を想定して検証を行いました。

  • 物理的要因の除外 特定のキーがランダムに故障しているのではなく、「最左列」という特定の物理ラインに依存して発生している点、またパンタグラフの物理的な接触不良やゴミの詰まりといった単純な構造上の問題ではないと判断しました。
  • ソフトウェア・制御系の疑い CPU等の負荷状況に強く依存することから、キーボードマトリクスを制御するコントローラー、ファームウェア、あるいはOS・ドライバレベルでの処理遅延・競合が疑われました。なお、現象の発生時期が特定できていなかったため、特定のWindows Updateに起因するかどうかの検証は行っていません。

解決策

ソフトウェア側でのアプローチでは改善に至らず、キーボードマトリクスや制御基板などハードウェア側の不具合と断定し、英字キーボードユニットの交換修理を実施しました。

パーツ交換後は、高負荷時における最左列の入力ディレイや認識不良が完全に解消され、快適な入力環境が回復しています。

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